第30回トントンまつり「豚のハガキ絵コンクール」入賞作品

理事長あいさつと総評

○ごあいさつ

かながわトントンまつりは、藤沢市等のご協力をいただき、神奈川県養豚協会と神奈川県の畜産団体が、様々な催しをとおして、消費者の皆様に、県内で豚を育てている養豚農家の仕事や豚肉のことを知っていただくおまつりです。
昨年は新型コロナウィル感染症拡大防止のため、トントンまつりは中止とさせていただきました。今年はホームページを利用した開催としました。皆様と直接お会いできることができず、本当に残念です。
豚のハガキ絵は、神奈川県湘南地域県政総合センターや藤沢市教育委員会のご指導をいただき、藤沢市内の小学校3・4年生に「豚や豚肉について思っていること」をイメージして描いていただきました。全部で470点の素晴らしい作品が寄せられましたが、残念ながら展示や表彰式はできませんでしたので、多くの皆様に「力強い・かわいい豚さんの絵」を見ていただこうと、入選作品をホームページに載せました。ぜひ子供たちの力作をご覧ください。
豚肉は、栄養豊富な素晴らしい食品で、私達の食生活を豊かで楽しいものにしてくれています。県内で生産された豚肉をたくさん食べ、元気に明るく過ごしていただくことをお願いし、主催者を代表してのあいさつといたします。

〇作品総評

毎年、多くの応募があるかながわトントン祭り「豚のハガキ絵」コンクールですが、今年は470点の応募がありました。
皆さんの描いた豚さんは、今年はオリンピックがあったためスポーツに関するものも多く、美しい自然の中でのびのびと生活しているものや、家族や仲間と楽しそうに遊んでいるもの、可愛らしいもの、独創的なもの、リアリティを求めたものなど描かれた内容は多岐にわたっています。また、様々な素材を使って、色彩や表現方法が豊かで、丁寧に描かれているものが多く、作品づくりを楽しんでいる様子が伝わってきました。審査にあたっていただいた藤沢市教育委員会の皆様はさぞや苦労されたと思います。
その豚さんたちの表情はとても豊かで、見ている私たちの心を温かくしてくれました。

一般社団法人神奈川県養豚協会理事長 山口昌興