本格的な回鍋肉（ホイコーロー）

本格的な回鍋肉（ホイコーロー）は、四川料理の代表格で、甜麺醤（テンメンジャン）をベースにしたコクのある味わいが特徴です。以下は、中国料理店に近い「本格派」の作り方です。

 

🧧本格・回鍋肉（ホイコーロー）の作り方（2～3人分）
🍖 材料
材料名｜分量｜備考
豚バラ肉（かたまり）｜約200g｜薄切りより、ゆでてからカットが本格派
キャベツ｜1/4玉｜大きめのざく切り
ピーマン｜1〜2個｜乱切り（なくてもOK）
長ねぎ｜1/2本｜斜め薄切り
にんにく｜1かけ｜みじん切り
しょうが｜1かけ｜みじん切り
ごま油｜適量｜炒め油として使用

 

🥣 本格だれ（合わせ調味料）
調味料｜分量
甜麺醤（テンメンジャン）｜大さじ1.5
豆板醤｜小さじ1
醤油｜小さじ2
酒｜大さじ1
砂糖｜小さじ1/2
鶏ガラスープ（顆粒を湯で溶く）｜大さじ2

 

🔪 下準備
豚バラ肉を下ゆで
塊肉を水からゆでて、アクを取りながら10〜15分ほど中火で煮る。
→ 冷めたら5mm〜7mmの薄切りにする（これが本場スタイル）

 

キャベツ・ピーマン・長ねぎはカットしておく。
調味料は全て合わせておく。

 

🍳 作り方（炒めの工程）
フライパンまたは中華鍋にごま油を熱し、にんにく・しょうがを香りが出るまで炒める。
ゆでた豚バラを加えて中火で炒める。表面が軽くカリッとなるくらいまで。
豚肉を端に寄せ、豆板醤 → 甜麺醤の順に加えて油としっかり混ぜて香りを立たせる。
他の合わせ調味料を入れ、全体をからめるように炒める。
キャベツ・ピーマン・長ねぎを加え、強火で手早く炒める。
→ キャベツはシャキッと感を残すのがポイント。

味を見て、必要なら醤油か砂糖で微調整。仕上げに少量のごま油を回しかけて完成。

 

✅ 美味しく作るコツ
ポイント｜解説
肉は「一度ゆでてから切る」｜油っこくならず、うまみと食感がアップ
炒めは手早く、強火で｜野菜のシャキシャキ感を活かす
豆板醤の香りを先に立てる｜辛味と風味が豊かになる
甜麺醤はケチらずしっかり｜回鍋肉の要！

 

🧂 材料がない場合の代用案
本格材料｜代用品
甜麺醤｜味噌＋砂糖（各大さじ1）＋醤油小さじ1
豆板醤｜コチュジャン＋唐辛子少々
鶏ガラスープ｜顆粒コンソメでも可