令和3年10月15日(金)に、神奈川県家畜集合センターにおいて、令和3年度の豚魂祭を開催しました。
例年9月に開催しておりますが、今年は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が出されていたため、10月の開催となりました。
例年になく暑い10月でしたが、当日はようやく気温も落ち着き、秋らしい晴天に恵まれました。養豚農家や関係機関・会社職員等、新型コロナウイルスの影響で例年よりやや少ない37人の参加者が、豚たちの霊に感謝し、その永遠に安らかならんことを祈りました。
神奈川の養豚農家の大先達たちが昭和33年に建立した豚魂碑を前に、大山阿夫利神社からお招きした神職により式が執り行われました。
この慰霊の催しは、良質なタンパク質食品として尊い命を人に捧げてくれた豚たちの御霊に感謝を捧げるためのもので、養豚に関係するものが集まって年に1回開催しているものです。
山口理事長から、「不幸にも今年7月、県内で豚熱が発生し、6,000頭に近い豚が殺処分されてしまったが、被災農家とともに、今後も一致団結して養豚業の灯をともし続け、消費者に安心して食べていただける安全で美味しい豚肉を生産していく。」と決意の言葉が述べられました。
※開催にあたっては、マスクの着用、体温の計測、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保、神奈川LINEお知らせシステムの掲示等、感染症対策に十分配慮をしました。